からだのしくみ · 腎臓・体液・酸塩基
体液区分・水出納・脱水
細胞内外の水の分布と摂取・喪失の釣り合いが、循環量と細胞容積を保つ。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
構造と役割
体液は細胞内液と細胞外液に分け、細胞外液は主に間質液と血漿からなる。水の割合は年齢、体格、体脂肪などで変わる。教科書上の成人の比率は目安で、全ての人へ同じ数値を当てはめるものではない。
しくみを順に理解する
水は飲水、食物、代謝によって入り、尿、便、汗、呼気などから失われる。皮膚や呼気からの気づきにくい喪失を不感蒸泄という。発熱、呼吸数、環境などで変化するため、測定された入出量だけで全収支は分からない。
ほかの機能との関係
細胞外液量の減少と、水不足による高張性は区別する。血清NaはNaと水の割合を反映し、脱水で常に高Naになるとは限らない。心不全などでは体内水分が多くても有効な循環が不足し、浮腫と低灌流が共存しうる。
看護につながる観察
同じ条件での体重、入出量、口腔、意識、血圧、浮腫、検査を組み合わせる。短期間の体重変化は水分変化の手掛かりになる。皮膚の弾力は加齢などの影響を受け、単独で脱水を判定しない。
理由から考えるミニケース
脱水と血清Naの関係として適切なのはどれか。 血清Naは水との割合を表すため、体液喪失の組成によって低値・正常・高値となりうる。量の不足と濃度異常を分ける。
動きで確かめる
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む
血漿浸透圧↑:視床下部で変化を感知。ADHは視床下部で合成され、後葉へ運ばれています。
下垂体後葉:ADHを放出。刺激に応じてADHが血液へ放出されます。
腎臓の集合管:水の再吸収↑。集合管で水を血液へ戻しやすくなります。
血液へ水が戻る:尿量↓・尿濃縮の方向。水の保持によって、初めの刺激が弱まる方向に働きます。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第26章:体液・電解質・酸塩基 ↗OpenStax, Rice University