まなびの脈

基礎看護学 · 全身状態の観察

水分出納と体重の読み方

水分出納は入る量と出る量を整理して体液変化を考える方法である。記録に表れにくい喪失や測定誤差もあるため、帳簿上の差だけでなく体重、浮腫、循環、呼吸と組み合わせて読む。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

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ADH:集合管から水を戻す
ADH:集合管から水を戻す · まなびの脈 · 独自制作 · 画像の出典
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。

原理をつかむ

水分出納は入る量と出る量を整理して体液変化を考える方法である。記録に表れにくい喪失や測定誤差もあるため、帳簿上の差だけでなく体重、浮腫、循環、呼吸と組み合わせて読む。 看護技術は、手順を覚えるだけでなく、対象者の反応に合わせて目的を達成する行為である。援助前の説明、実施中の観察、終了後の評価を一続きに考える。

観察で確かめる

飲水・食事・輸液、尿や排液、発汗、体重の推移、浮腫、口渇、呼吸状態、測定条件を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。

場面から判断する

尿量が減り体重が増え、むくみと息切れが強くなった。 この場面では、体液貯留の可能性を考え、出納と全身所見をまとめて報告する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。

安全と尊厳を守る

自己判断で一律に水分を増減しない。測れなかった量は推測の正確な数値に置き換えず、記録の限界を伝える。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。

他の学びとつなぐ

体液の貯留は心不全のうっ血を強めることがあり、体重・浮腫・呼吸の変化を一緒に追うと増悪の把握につながる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。

動きで確かめる

ADH:集合管から水を戻す · まなびの脈 · 独自制作
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む

血漿浸透圧↑:視床下部で変化を感知。ADHは視床下部で合成され、後葉へ運ばれています。

下垂体後葉:ADHを放出。刺激に応じてADHが血液へ放出されます。

腎臓の集合管:水の再吸収↑。集合管で水を血液へ戻しやすくなります。

血液へ水が戻る:尿量↓・尿濃縮の方向。水の保持によって、初めの刺激が弱まる方向に働きます。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考資料・出典

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