まなびの脈

薬理学 · 循環器・腎臓の薬

利尿薬と電解質

Naや水の排泄を変える部位と、Kが増える薬・減る薬の違いを理解する。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

利尿薬はネフロンの異なる部位でNa再吸収などを変え、水分排泄を促す。ループ利尿薬はヘンレ係蹄上行脚、サイアザイド系は遠位尿細管が主な作用部位となる。ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬などは、Kを保持する方向に働く点が異なる。

代表薬・臨床での位置づけ

浮腫や心不全のうっ血、高血圧などで用いられる。フロセミド、サイアザイド系、スピロノラクトンなどが代表例だが、作用の強さ、持続、適応は一様ではない。尿が増えたことだけで成功と考えず、治療目的の症状が改善しているかを見る。

有害作用と注意点

脱水、起立性低血圧、Na異常などに注意する。ループ・サイアザイド系では低K血症、K保持性薬では高K血症が問題となりうる。腎機能と併用薬でリスクが変わり、利尿薬はすべてKを下げるという理解は誤りである。

看護で確認する情報

体重、入出量、浮腫、呼吸、血圧、腎機能、Na・Kなどを経時的に確認する。同じ体重でも測定条件で差が出るため条件をそろえる。筋力低下、動悸、ふらつきなどがあれば、体液量や電解質の変化と関連づけて報告する。

服薬支援につなげる

排尿増加が外出や睡眠を妨げていないか、トイレへ安全に移動できるかを確認する。服用時刻の変更やKを多く取る工夫を一律に勧めず、処方と体液・電解質の状態に合わせる。自己中断の背景を尋ね、生活上の負担を減らす支援につなげる。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考資料・出典

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