まなびの脈

薬理学 · 鎮痛・麻酔の薬

全身麻酔・局所麻酔と鎮静

意識・痛み・運動に対する作用を区別し、呼吸循環と回復過程を観察する。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

全身麻酔では複数の薬を組み合わせ、意識消失、鎮痛、必要な筋弛緩などを調節する。局所麻酔薬は主に電位依存性Naチャネルを遮断し、神経の活動電位の伝導を抑える。鎮静、鎮痛、筋弛緩は別の作用であり、体が動かないことだけで苦痛がないとは判断できない。

代表薬・臨床での位置づけ

全身麻酔薬には吸入麻酔薬やプロポフォールなどの静脈麻酔薬、局所麻酔薬にはリドカインやメピバカインなどがある。手術や処置の種類、全身状態に合わせて方法が選ばれる。区域麻酔では麻酔範囲と運動・感覚の回復を評価し、全身への影響も観察する。

有害作用と注意点

呼吸抑制、気道閉塞、血圧低下、悪心などに注意する。局所麻酔薬でも血中濃度上昇に伴い耳鳴り、口周囲の異常感覚、けいれん、不整脈などが起こりうる。局所投与だから全身性毒性がないとはいえず、鎮静薬併用による症状の見えにくさにも注意する。

看護で確認する情報

事前の薬歴、アレルギー、呼吸器・循環器疾患、抗凝固薬使用を確認し、絶飲食などの指示を照合する。投与中と回復期には気道、呼吸、循環、意識、疼痛、麻酔範囲を継続して観察する。異常時に対応できる人員・機器と連絡体制の確認も安全性に直結する。

服薬支援につなげる

処置後の歩行、飲食、運転などの制限は麻酔方法と回復状況に応じた指示を確認する。眠気が軽くても判断力や運動機能が十分戻っているとは限らない。しびれ、呼吸の違和感、強い痛みなどを伝えるよう説明し、付き添いや帰宅後の連絡方法まで支援する。

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参考資料・出典

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