まなびの脈

薬理学 · 循環器・腎臓の薬

ACE阻害薬・ARB

レニン・アンジオテンシン系への作用を、血圧・腎機能・カリウムと結びつける。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

アンジオテンシンIIは血管を収縮させ、アルドステロン分泌などを通じてNaと水の保持に関わる。ACE阻害薬はその生成過程を、ARBは主にAT1受容体での作用を妨げる。いずれも循環や腎臓の調節を変えるため、血圧だけでなく体液・電解質を評価する。

代表薬・臨床での位置づけ

高血圧や一部の心不全・腎疾患などで用いられるが、適応は製品と患者の病態で異なる。ACE阻害薬とARBは似た目的を持つが同一薬ではない。治療前の腎機能、循環血液量、併用薬、妊娠の可能性などを確認したうえで薬が選択される。

有害作用と注意点

血圧低下、高カリウム血症、腎機能の変化に注意する。ACE阻害薬では空咳や血管性浮腫が問題になる場合がある。唇・舌の腫れや呼吸困難は軽い不快感として扱わない。妊娠時の使用には重大な注意が必要で、薬ごとの禁忌等を確認する。

看護で確認する情報

血圧の推移、起立時の症状、腎機能、血清K、体液出納を確認する。K保持性利尿薬、K製剤、NSAIDsなどの併用は安全性に関係する。開始や変更後、脱水を来す体調不良時には、薬と状態の変化を合わせて報告する。

服薬支援につなげる

症状がなくても血圧管理の目的を理解できるよう説明する。空咳などが生活を妨げる場合は自己中止ではなく相談につなげる。減塩食品やサプリメントの中にはKを含むものがあるため、食品選択についても個別に確認し、安全に継続できる方法を相談する。

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参考資料・出典

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